東北工業大学 地域連携講座『中小企業と地域創生論』で社長が講師を担当
10月5日(木)東北工業大学長町キャンパスで実施された地域連携講座『中小企業と地域創生論』で、当社の佐藤宏樹社長が講師を担当しました。
東北工業大学と連携協定を締結している宮城県中小企業家同友会からの依頼を受け、昨年に引き続き、当社社長が講師を務めることになりました。なお講師は、地元を代表する中小企業の経営者が、毎回持ち回りで担当します。
まずは『左官の由来・歴史』から講義がスタート。左官という職業が若い世代にあまり馴染みがないこともあり、今回参加した約20名の学生のうち(左官について)知っている学生は、数名程度でした。
それでも講義の内容が「左官の役割」や「左官の現状・今後の課題」に及ぶと、受講生たちの表情も一変。自分たちが暮らす街の至る所に左官業が携わっていることを知り、(左官業を)身近な存在に感じたのかもしれません。熱心にメモを取ったり、スマートフォンで検索したりしながら、講師の話に熱心に耳を傾けていました。
また『モデリング手法』を用いた当社で実践する研修内容の説明では、当社の新人職人が短期間で飛躍的な技術向上を遂げる動画を見て、驚きの表情を見せる受講生もいたほどでした。
講義終了後、社長が教室を後にする際、受講生から「(講義内容が)すごくおもしろかったです!」という感想も寄せられました。クレア工業はこれからも、若年層に対する左官業の周知活動を積極的に行っていきます。