湿式外断熱工事

外断熱とは?

建物の外側を断熱材ですっぽり覆う断熱工法。

コンクリート建築物を夏の暑さや冬の寒さから保護するために、断熱材というものが使用されます。古い建築物の中には断熱材が設置されていないものもあり、これを「無断熱」と呼びます。また、外壁の内側に断熱する方法を「内断熱」、外側から建物を断熱材ですっぽりと覆う方法を「外断熱」と呼びます。 環境に対する取り組みが進んでいるヨーロッパでは、ほとんどの建築物が「外断熱」となっています。

湿式外断熱

湿式外断熱工法とは?

湿式工法によるEPS外断熱工法は,接着用モルタルや接着剤(アンカー併用の工法 もあります)で躯体面に後張りしたEPSに、ガラス繊維メッシュを伏せ込んだ樹脂モルタル仕上とする外断熱工法です。コンクリートに直接断熱材を接着するため、乾式工法に比べ躯体面への影響が少なく軽量で、目地の無いすっきりとした外観を実現します。また鏝による左官仕上げならではの自由度の高い様々なテクスチャーパターンが可能です。

湿式外断熱工法の構造

構造

A 接着用モルタル

アクリル樹脂系モルタル接着材。高い接着力でエコサームボードと躯体を固定します。

 

B 断熱材

高い透湿性能、自己消火性能、柔軟性を持つEPS(ビーズ法ポリスチレンフォーム)4号相当品を使用します。

 

C ベースコート

アクリル樹脂系ベースモルタル。エコサームボードを保護し、フィニッシュコートの下地材となります。

 

D スタンダードメッシュ

耐アルカリ処理を施した、柔軟性のあるガラスメッシュ。高い耐衝撃性能と耐クラック性能を有しています。

 

E 仕上げ材用プライマー

アクリル樹脂系接着強化塗材。ベースコートとフィニッシュコートの付着性をより高めます。

 

F フィニッシュコート

高い耐候性能、透湿性能を有する、アクリルシリコン樹脂系仕上げ塗材です。

可とう性

可とう性

可とう性の高いEPS、ベースコート、フィニッシュコートを特殊メッシュで強化していますので、躯体の挙動によるクラックの発生を防ぎます。

高い衝撃性

道路に面した1階の壁など、人・物による衝撃破壊が可能性として考えられる場合の対策として、表面補強メッシュを追加する耐衝撃仕様を用意しています。(別途オプション)