10月18日(火)宮城県中小企業家同友会(以下同友会)が主催する『2022経営研究集会』の分科会で、当社の佐藤宏樹社長が報告者として事例報告を行いました。

 

年に1回開催される大規模な“学びの場”である経営研究集会。毎年約400名の同友会会員の経営者やゲスト経営者、行政・金融・教育・他団体の関係者などが参加します。全体会(基調講演)に続いて、テーマ毎の分科会を実施。参加者は、自社の経営課題に沿ったテーマの分科会を選択して、学びを深めます。今回の会全体におけるテーマは『真価値×地域資源×未来地図~新しい価値と地域の未来を創造しよう~』。そこから、中小企業にとっての経営課題のひとつである「若者に選ばれる企業づくり」というテーマに基づき、佐藤社長は事例報告を行いました。

 

会社概要や左官業界の現状からはじまり、給与・福利厚生・雇用形態といった『当社の取り組み』について、話を進めていきます。中でも、手厚く実施している『新入社員研修』については、動画なども交えて詳しく説明しました。さらに、当社が最も注力しているコンテンツのひとつ『企業広報と採用活動』についても、社内会議でも使われている資料を交えながら、話をしました。

 

「『安定経営』『採用』『育成』『広報』の相互のつながりが『取引先への安心感』を生み、さらに安定した経営へつながっていく」と述べた佐藤社長。最後は「街を創る=建物をつくることで街ができ、家族(人)も集まる。それにより雇用が発生し、結果として若者の育成につながる。暮らしをまもる=地域の人々(社員とその家族)にとっての『金銭面』や『精神面(心)』の豊かさを生みだす。それが企業としての使命であり、社長としての責任である」として、報告を終えました。

 

会場に詰め掛けた参加者たちは、佐藤社長の報告に真剣な表情で聞き入っていました。また熱心にメモを取りながら話を聞く方も多く、中には用紙にびっしりと書き留める参加者も。そこからは“自社の企業づくりにも、ぜひ生かしていこう”という経営者の方々の思いや姿勢が見受けられました。