10月21日(土)「職場見学および塗り壁体験会」を実施。今回は、仙台市内の高校に通う生徒1名が参加しました。

 

『職場の雰囲気を知りたい』そして『塗り壁体験をしたい』という目的を持って参加した生徒は、まず左官業の紹介動画で、仕事内容に対する理解を深めます。続いて、佐藤宏樹代表取締役社長から、当社の事業や研修内容、福利厚生などについて、詳しい説明を受けました。

 

続いて、お待ちかねの「塗り壁体験」。いつもとは違い、この日の指導は今年4月に入社した1年目の社員が担当しました。参加した生徒は、鏝の持ち方・使い方、材料の乗せ方・塗り方などについてレクチャーを受けて、壁を塗り進めます。最初は上手く塗ることができませんでしたが“鏝の真ん中で材料を塗っていくこと”そして“腕のチカラだけでなく体重をかけて塗ること”などを、先輩社員からアドバイスを受けると、鏝さばきはアッという間にスムーズに。先輩からのひと言で、なんとなくコツをつかんだようでした。

 

【体験後の参加者の感想】

■思っていた以上に『鏝を使って壁を塗ること』は難しかった

■最初はうまく塗れなかったが、先輩からの助言でなんとなくコツをつかめた

■塗り壁体験の時間が、短く感じられた。もっと壁を塗っていたかった

 

一方で、指導役を務めた彼が口にした「人に教えるのって、本当に難しい」という言葉。彼自身も現場に出る数カ月前まで塗り壁トレーニングをしていましたが、“習うこと”よりも“教えること”の方が、何倍も大変なことを今回改めて実感したようでした。これからもっともっと技術を身につければ、より具体的なアドバイスもできるはずです。

 

今回、参加した生徒にとってはもちろん、指導役を務めた社員にとっても、今日の経験はきっと大きな財産となるに違いありません。