この夏、連日報道される熱中症関連のニュース。そんな熱中症の予防を目的に、1954年にアメリカで設定されたのが『WBGT指数』。別名“暑さ指数”とも呼ばれ、気温・湿度・日射(放射)・風などの要素から「暑さ」を総合的に判断した指数であり、熱中症の危険度を判断する際の基準になっています。

クレア工業では、毎年「職場体験学習」の生徒を受け入れるなど、接点の多い地元の学校である蒲町中学校へ、暑さ指数を測定できる『WBGT指数測定器』を寄贈しました。今回贈ったのは、校庭や体育館に設置する機器2台、各部室に設置する機器13台の計15台。機器は7月に寄贈済でしたが、先日、弊社の佐藤宏樹代表取締役社長が同校を訪問し、大津秀穂校長へ改めて、寄贈報告をしました。

仕事柄、屋外での作業が多くなる左官職人たち。クレア工業でも、職人一人にひとつずつ『ウェアラブル脈拍計(腕時計のように腕に巻くスタイルで、着用者の脈拍数をリアルタイムで測定・記録するデバイス)』を配布するなどして、熱中症対策には細心の注意を払っています。蒲町中学校の生徒たちも、熱中症に注意しつつ、授業や部活動に精一杯励んでくれること願っています。