今月1日(月)に入社式を終え、晴れて当社の一員となった新入社員2名。22日(月)~24日(水)までの3日間、「新入社員導入研修」に参加しました。

この研修のねらいは『学生・生徒の立場から、社会人としての思考・行動に変えること』。これから社会人として組織に所属する上で、必要な知識や心構えなどを養うべく、さまざまな講義や実習に取り組みます。講師を務めるのは、株式会社ヒューマン・テクノロジー・インターナショナル代表取締役の藤田和久氏。当社の先輩職人たちも、新人時代に藤田氏の研修を受け、キャリアをスタートさせました。

 

中でも“研修の集大成”に位置づけられるのが『3分間スピーチ』。話し手(スピーカー)と聴き手(コメンター)両方の役割を経験して、自分の意見・考えを相手に伝えると共に、仲間の成長のサポートに関わるとは、どのように考え、何をすることなのか?を学んでいきます。最終的なゴールは、講師の藤田氏から「合格」のお墨付きをもらうことです。途中「思うように原稿が書けないこと」「はっきりと発声できないこと」「何度もダメ出しをされること」「お互いに意思疎通が図れていないこと」など、さまざまな要因が絡みあい、なかなか合格までたどり着きません。それでも互いの発表を聞き、意見し合い、自分に足りない部分を補い、修正しながら、試行錯誤を繰り返します。

 

最終日の発表では、両名とも内容をわかりやすくまとめ、堂々と発表することができました。さらにお互いのスピーチを聞いての感想も、自身の考えをうまくまとめて、伝えることができました。結果として、藤田氏から『合格』のお墨付きをもらうこともできました。

 

この3日間で経験したことは、彼らにとっての大きな学びとして、これからの社会人生活のさまざまなシチュエーションで、きっといかされていくことでしょう。