11月上旬、仙台市立蒲町中学校の生徒2名を受け入れて実施した『職場体験学習』。参加した生徒2名から、御礼の手紙と体験学習の内容をまとめた資料、そして仙台市教育委員会からの感謝状が届きました。

 

手紙の中で、一人は「実際に体験した左官の仕事は、思っていたよりも難しく、さらに翌日は腕が筋肉痛で辛かった。仕事を見た目だけで判断せず、やってみることが大切だと感じました」と記し、もう一人は「指導役の左官職人が塗った壁はムラや凹凸がないのに、自分の壁は跡が残っていたり、凹凸があったりしたので、改めて(職人の技術が)すごいと思いました」と、それぞれ体験しての感想を語っていました。

 

「体験したことのない大人だらけの環境」「見たこともない道具を使っての初めての作業」さらに「不安」や「緊張」もある中で、3日間“ひとつの物事をやり切る” という経験は、彼らの今後の人生において、貴重な財産となることでしょう。そして「自分が興味のある仕事」や「“楽しい”と感じた仕事」など、おぼろげながらも“自分自身の将来像”を描くことができたのなら、受け入れ先の弊社としても非常にうれしい限りです。

 

「中学生の時の『職場体験学習』で左官業に興味を持ち、将来は左官職人としてキャリアを積み重ねていきたいと思い、クレア工業を志望しました」

 

数年後、そんな再会ができたら…と考えると、今からとても楽しみです。