11月1日(水)宮城県農業高等学校で実施の『社会人講座』で、当社の佐藤宏樹社長が講師を担当しました。主催はキャリアプロデュース株式会社で、対象となるのは3年生。来春卒業する彼らに対して「働くことの意義」や「働くことの楽しさ」、講師役を務める人間が「どういうきっかけで今の仕事に就いたのか」などについて話していきます。

 

この日はさまざまな業界で活躍する企業の社長が、当社も含め6名参加。授業開始前に、各社の特徴などとあわせて社長が1人ずつ生徒たちに紹介されました。当社も女性職人が多数活躍していること、さらに今年3月に同校を卒業したOGが現場で活躍していることが佐藤社長の口から告げられると、驚きの表情を見せる生徒もいました。

 

その後は場所を教室に移し、講話がスタート。佐藤社長がどんな高校時代を過ごし、20代・30代・40代と年を重ねていったのか、仕事に対しての考え、働くとはどういうことなのかなど、話していきます。一方の生徒たちも一言一句を聞き逃すまいと、熱心にペンを走らせていました。

 

この日は、30分の講話を2回(2クラス分)計64名に行いました。今回は「働くこと」にフォーカスしていたため、左官について話をしたのはわずかな時間でした。それでも『左官』という仕事が存在し、地域に対して果たす役割を知ったことで、左官業に対する理解もより深まったのではないでしょうか。

 

クレア工業ではこれからも、さまざまな機会を通して、若年層に対する左官業の周知活動を行うとともに、積極的な採用活動を実践していきます。